東亜の特色

先輩メッセージ

指導員を経験したことで、1人でやっていく上での引き出しが増えました

きちんと学べる東亜だから

高校が家政科で和裁、洋裁、編み物といろいろ学んでいたこともあり、実は進路を迷っていたのですが、将来、結婚や出産後も家でずっと続けられる仕事は何かと考えたとき、やはり和裁かなと。また東亜なら4年間で一人前の和裁技能が修得できるということで決めました。入学にあたっては他所の和裁の学校も調べましたが東亜は学費が不要だったこと、通学が便利だったこと、何より高校の授業の延長じゃなく、着物を裁ちの段階から完成まで自分でできる技能が身につけられることが決め手になりましたね。あとは1年から4年まで全学年が同じ教室で学べる点や少人数制の環境もいいなと思いました。

裁ちからすべてできるのは貴重な経験!

身頃や袖などパーツだけをひたすらこなすのではなく、一枚の反物から着物に仕上げるまですべて自分ででき、達成感が味わえてよかったです。特に裁ちはフリーになった今でも一番気を遣う工程ですが、何せ東亜では最初の浴衣も裁ちから教わりますから(笑)。そういう意味でいくと一つひとつがいい経験というか、自信につながっていると思います。自信といえばコンクールや検定などいろいろ挑戦できたのも大きかった。このコンクール前の合宿では同じ教室だけでなく他校生とも交流がもて、いい刺激になりました。お互い、コンクール受賞という同じ目標に向かって励まし合えたのも貴重でした。

指導員を経て今は家事、育児と和裁士の仕事を両立

卒業後、3年間指導員をしましたが、この3年間で学んだことも多かったです。例えば生徒が失敗したとき、それまで自分が経験してこなかったケースに遭遇する度に「こういう場合はどうすればきれいになるだろう」と考えさせられました。振り返ってみるとフリーでやっていてある意味、何が起きても対処できるのはこの3年間で培った引き出しのおかげかなとも思います。今は3人の子育て、家事と両立しながら着物を縫っています。商品は納期に余裕があるものを選んで受け、主に子どもが保育園に行って帰ってくるまでの9時30分から15時までの間、集中してやっています。時にはやれ授業参観だ、やれ子供が熱を出したといったなどいろいろ起こりますが、そこはフリー。時間に融通が利くので気が楽です。母親になってみて改めて和裁という手に職をつけておいてよかったなと思います。