東亜の特色

先輩メッセージ

和裁技能の修得は決して楽ではなかったけど、一度身につければ一生もの

4年間みっちり和裁を学びました

高校の授業で和裁に触れ、興味を持ったのがきっかけです。和裁なら一生続けられると思い、和裁士になろうと決意。反物の状態から完成まで自分で仕上げられる点、また1年生から4年生まで同じ教室で学べる点が気に入り、東亜に入学しました。その後は4年間、みっちり勉強しましたよ。特に1、2年の頃は家に帰ってからも夜遅くまで、時には休日返上でとにかく和裁に打ち込む日々でした。くじけそうになると同級生の友達と「ご褒美旅行に一緒にいこう」と励まし合いながらがんばりました。

今は自営の和裁士として

卒業後、指導員を経て自営の和裁士になりました。今は自宅で月15枚程度縫っています。だいたい9時から縫い始めてお昼休憩をとり、再び夕方まで。納期によっては忙しいときもありますが、自分のやりたいペースで仕事ができるのでいいですね。実はOLをしている友達から「会社を辞めるのが不安」「再就職は難しい」といった声をよく聞くのですが、そういう意味でいくと和裁は一生ものの技能なのでつくづく和裁士になってよかったなと思います。この先、結婚しても出産しても、例えば全国各地、どこに引越しても和裁士として食べていけますから(笑)。私自身の大きな支えというか強みですね。

自宅ならではのメリットも

着物を縫うときに気をつけているのは、納期に追われ忙しいときこそ焦らず、落ち着いて縫おうということ。お客様から預かっている大切な商品だという自覚ももちろんありますが、慌てると気持ちの焦りがそのまま縫い目や仕立てに表れてしまうからです。ですから、好きな音楽をかけたり適当に気分転換しながら自分のペースで縫っています。日によっては仕事はまったくせずに、友達と食事や買い物したり。こんな風に過ごすのもいい気分転換になっています。